
サイディング壁は、日本の住宅に広く使われている壁材です。サイディングの種類や、サイディングの塗り替えに関して詳しく解説しています。
外壁の色選びにお悩みの方は多いと思います。
外壁塗装の理由の一つに美観の保持(美しい家を保つ効果)や、イメージチェンジがあるからです。
自分の理想の家に近づけるためにも、色選びは慎重になる方が多いのも事実です。
では、どんな色を選べばいいのでしょうか?
色選びはお客様の好みに依存する部分が大きい為、まずは、自分の理想を固めてみましょう。
外壁によく使われるカラーの特長や印象、施工事例などを集めましたので、
是非色選びの参考にしてください。
外壁の色による性能差は、ほぼありません。
塗料にもよりますが、一般的な住宅塗装用塗料などは色による性能差がないことがほとんどです。
黒の外壁は太陽熱を吸収して熱くなるという印象がありますが、誤りです。
遮熱・断熱塗料を除く一般的な住宅用塗料は、白でも黒でも外壁の温度にさほど差はありません。
ただし、「ガイナ」や「キルコ」などの遮熱・断熱塗料は白がもっとも遮熱・断熱効果があります。
遮熱・断熱塗料の場合、濃色になるにつれて、遮熱・断熱効果が下がる傾向にあります。
遮熱・断熱塗料を選ぶときは、なるべく白や白に近い色を選ぶようにしましょう。
外壁の色で最も多く選ばれているのが「白」です。
白はどんな色にも調和しやすいので、近隣のお家とのバランスがとりやすいメリットがあります。
最近では「黒」も人気のカラーです。
モダンでクールな印象で、若い人に人気があります。
また、白や黒よりも温かみを感じるという理由で、「茶色」も多く見かけます。
個性的に仕上げたいのであれば、それ以外のカラーを選ぶのもありでしょう。
まずは、ご自身の理想を決めましょう。
どういった雰囲気の家にしたいのか・近隣のおうちや周囲の景色との調和を重視するかなど、
まずは思い描いているイメージを明確にしてみましょう。
「優しい印象」「高級感」など重視したい単語をいくつか書き出して、
その中から最も理想に近いものを一つ選んでおくのもいいでしょう。
白の外壁塗装は、最も多く選ばれています。
白は他の色と調和しやすく、ツートンカラーとしても採用されることが多くみられます。
白の外壁が他の景色から浮いているということはほとんどないため、調和を大事にするのであれば白や白に近い色を選ぶといいでしょう。
膨張色であるため、家が大きく見えるというメリットもあります。
白い外壁は見た人に「清潔感、平和、祝福、無垢、新しい」といった印象を与えます。
ただし、塗り替え時期が近づくと黒っぽい汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
黒の外壁は、最近若い層を中心に人気のカラーです。
モダンでクールな印象があり、スタイリッシュに仕上がります。
高級感があり、塗装後の艶を感じやすいのも特徴です。
黒をメインに塗装するときは、差し色として白に近い色を使うと印象が暗くなりすぎません。
黒い外壁は見た人に「高級感・重厚・強さ・神秘・威厳」といった印象を与えます。
真っ黒ではなく、ややほかの色の入ったダークカラーもおしゃれな印象になります。
ただし、外壁に破損や傷がついたときに白っぽく目立ちやすいというデメリットがあります。
茶色の外壁は、白に次いで人気のカラーです。
建材に使われるレンガや木材などが茶色なので、建物と相性がいい事が考えられます。
白・黄色・緑などとの二色使いがよくみられます。
茶色は色幅があるため、異なる茶色を組み合わせるのもいいでしょう。
木や土を連想する茶色は暖かな印象で、自然とも調和しやすく、住みやすそうな印象を与えます。
黄色の外壁は、その濃さによって印象がガラッと変わります。
濃い黄色の外壁は明るく元気でにぎやかな印象。
白の入ったクリーム色のような外壁はやわらかさややさしさを感じさせます。
色自体に温かみがあるので、ポジティブな印象を与えやすいです。
黄みのかかった白は多くの外壁に使われています。
黄色の外壁に相性のいいカラーはブラウン・白・オレンジなどです。
黄色は見る人に「明るい、楽しい、活発、幸福」といった印象を与えます。
デメリットとして、黒と組み合わせると警戒色になりやすいということや、
以前の外壁の色が濃い色だと、ムラが目立ちやすいという点が挙げられます。
緑色の外壁は、やや個性的な印象を与えます。
しかし、葉や草の色なので、自然と調和しやすい色でもあります。
彩度が低めの緑色を選べば、落ち着いた印象にもなるでしょう。
また、黒に近い暗めの緑色の外壁は、黒同様高級感を得ることが出来ます。
相性のいいカラーは白や茶色。組み合わせるとナチュラルな印象に仕上がります。
緑色は見る人に「おだやか、くつろぎ、さわやか、やすらぎ、安全」といった印象を与えます。
紺色や青の外壁はクールでおしゃれな印象に仕上がります。
黒に近いので締まりがあり、青を含むので知的で涼やかに見えます。
今は他の色に比べて見かける頻度は少ないカラーですが、
逆に見かけると自然と目を引きます。
若い人を中心に人気があるので、これから増えてくるカラーでしょう。
青などの寒色は副交感神経を優位にすることがわかっています。
副交感神経が優位になると、人はリラックスしたり休息状態になります。
仕事を終えて青い外壁の家に帰宅すると、それだけで体を休めるスイッチが入るかもしれませんね。
一部の塗料には、色のついていない透明な「クリヤーカラー」が存在します。
外壁の元の色調を活かしたまま保護したい場合に使われます。
元々おうちを建てた際にサイディングのカラーや模様にこだわった場合や気に入っていたりするなら、
無理に色付きを選ぶ必要はありません。
元の色合い・模様を活かすのであれば、是非クリヤーカラーを選択しましょう。
ただし、外壁の損傷がひどかったり、補修箇所が広い場合はクリヤーより色付きの方が補修跡が目立ちません。
サイディング壁は、日本の住宅に広く使われている壁材です。サイディングの種類や、サイディングの塗り替えに関して詳しく解説しています。
埼玉県大里郡寄居町
外壁塗装
埼玉県比企郡川島町
外壁塗装・屋根塗装
東京都練馬区
外壁塗装・屋根塗装
ピンクやオレンジ、グレーなど、その他のカラーも外壁用塗料には存在します。
施工実例にまとめてありますので、是非ご参考にしてください。