脱炭素化貢献塗料！
水系ファインコートフッ素BMB

水系ファインコートフッ素BMBは、脱炭素社会に向けて開発された環境にやさしいエコ塗料です。
従来品（水系ファインコートフッ素）と比べて二酸化炭素（CO2）の排出量を1缶につき約10kgの削減を実現しました。
このページでは、水系ファインコートフッ素BMBの環境への取り組みや性能についてお伝えします。

昨今、声高に脱炭素化（カーボンニュートラル）が叫ばれています。
そもそも脱炭素化とはなんなのでしょうか。なぜ、脱炭素化が必要なのでしょうか？

脱炭素化の炭素とは、主に二酸化炭素のことを指します。
二酸化炭素は地球温暖化の要因として最も大きいと言われている温室効果ガスです。
二酸化炭素分子（CO2）は赤外線をよく吸収する性質を持っています。
赤外線には温度を上げる効果があるので、空気中に二酸化炭素が増えると空気はどんどん温まっていきます。

温室効果ガスは依然として人間のさまざまな活動により増え続けており、今後の地球環境を鑑みて削減が求められています。

IPCCという各国政府間における温暖化有識者会議では、世界の平均気温は2011年から2020年までに1.09℃上昇していると発表されました。
このままでいくと2100年には最大5.7℃の上昇が予測されます。
これがどれだけ大変なことなのかは、夏の気温が5℃上昇した場合を想像すればわかると思います。

また、海面は1901年から2010の間に19cm上昇しました。
海面の上昇はどんどん進んでおり、2100年には最大で82cmまで上昇するのではないかと言われています。
海面が上昇すれば、低い平地は水没してしまいます。
島国である日本においては由々しき事態です。

このような地球温暖化の影響を食い止めるために、私たちは早急に脱炭素化に取り組む必要があります。

VOC（揮発性有機化合物）は環境破壊の一因と言われている有害物質です。

VOC排出量全体のうち塗料の排出量が占める割合が非常に高いという分析結果が出ています。（令和4年3月揮発性有機化合物(VOC)インベントリ検討会／環境省調べ）（外部サイト）
その排出量の多さが塗料業界でも問題視されており、最近は水系塗料が多く開発されて普及してきたのでVOC排出量は減少傾向にあります。
平成12年の53万tと比べて令和3年は21万tと大きく減少してはいるものの、
依然として塗料からのVOC排出が1/3を占めています。

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VOCと水系塗料について

VOCとは揮発性有機化合物のことを指します。このページではVOCの危険性や水系塗料（水性塗料）の魅力について解説しています。水系塗料はVOC含有量が低く、安全性の高い塗料です。

また、塗料の製造過程で発生する二酸化炭素（CO2）も問題となっています。
CO2が多く排出されるのは、塗料に用いられる樹脂の製造工程です。

化学産業全体のCO2排出の約半分がナフサ（粗製ガソリン）からエチレン・プロピレンなどの成分に分解する工程で発生します。
塗料に使用する樹脂にも上記工程が発生しているのです。

冒頭にも書いた通り、水系ファインコートフッ素BMBは環境に配慮したエコ塗料です。

まず、樹脂の製造過程で発生する二酸化炭素（CO2）に着目。
塗料に使用する樹脂の原材料の一部を原油由来のナフサから、再生可能原料である廃棄植物油から生産されるバイオナフサへと変更しました。
バイオマス燃料を使用したバイオマスプラスチックを製造するのと同じ方法で樹脂を生産します。
排出されたCO2は、植物油の原材料となる植物が光合成で吸収します。
結果的に大気中のCO2量は増加しない仕組みとなっています。

VOC削減への取り組みも行っています。
有機溶剤ではなく水を使用する水系塗料とすることでVOCの排出量を削減しています。

このような取り組みの結果、従来の水系ファインコートフッ素に比べて1缶につき10kgの二酸化炭素（CO2）削減を実現しました。

「環境にいいのはわかったけど、塗料の性能は？」と気になる方もいらっしゃると思います。
もちろん、塗料としての優秀な性能も保持しています。

水系ファインコートフッ素BMBは、従来の水系ファインコートフッ素と変わらぬ性能を持っています。
フッ素樹脂はシリコン樹脂に比べて耐候性が高く、長寿命。耐用年数は16～20年です。
雨で汚れを流す機能があり、キレイ長持ち。
塗りたての美しい外観を長期間維持します。

水系ファインコートフッ素BMBは環境にやさしく、長寿命で高性能なフッ素塗料です。
持続可能な社会へ向けた取り組みは、今後さらに重要となってきます。
おうちの塗装に是非水系ファインコートフッ素BMBをご利用ください。

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